かずかずけん師匠所有を名古屋砥泥会へ貸し出し 天水刀のペティナイフで検証します。 これは見事な鋸刃状に研がれました。 微細な鋸刃状に研げる仕掛けは砥石の溝と毎秒150振動です。 J.A.HENCKELSのペティナイフ Kyocera Fine Sharpenerで研いだ直後です。 ステンレスは粘りが有るのか研ぎ屑が立ってます。 研ぎ屑は炭素鋼の天水刀ではステンレスのように観察出きませんでした。 背景を白の洋紙にて観察 削り屑を拭うとこれも見事な極細鋸刃状の切り刃です。 【Kyocera Fine Sharpenerの検証所見】
実際に紙を切断して見ましたが良く切れます。名古屋砥泥会(なごやとどろかい)的にはあまり面白い刃付きでは有りませんが大部分の家庭で使う包丁は J.A.HENCKELSクラスのステンレス包丁鋼クラスなので切れが悪くなったらすぐに研ぐ事を前提にすればこれはこれで重宝する研ぎ器でしょう。包丁用アタッチメントを外してのフリーハンドの研ぎも実際に研いだ事が無い人には良いのかも知れません。しかし、研ぐ砥石や研ぎ方を知っている人は使いたくないでしょう。包丁研ぎに特化した既に300万個も販売実績の有る『京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N) ブラック 』が、『Kyocera Fine Sharpener』よりはお勧めでしょう。
Kyocera Fine Sharpenerの研ぎでの失敗例 自分専用のステンレスペティでの失敗例 砥石の筋目が刃に移ってしまいました。 #2000の人造砥石での修正研ぎですが未だ傷が残ってます。 失敗箇所以外は細かな鋸刃状です。 #2000の人造砥石での修正研ぎです綺麗な刃が付きました。