今日は、文字の羅列でぇす!
主題の『包丁研ぎの基本的考え』まぁ大仰な題ですが、気楽に読んで下されば嬉しいです。
今まで、特にこの10年は天然砥石での研ぎに魅了されて日本剃刀、細工小刀、包丁、鑿、釿、鉞、鉈、鋏(各種)鉋等を研いでその結果の善し悪しを自分の技量のなさや研ぎへの考え方の幼稚さで目的の切れ味が出ず何度も研ぎ直した事は良い経験になりました。日本剃刀も包丁も他の刃物も研いだ後は実際に自分で使って見る事が大事だなぁって考えています。また、研いだ刃物を自分以外の人に使って頂く事も自分では気付かない研ぎ癖がそれからわかる事も有りました。そして刃の形を作るのにも縦研ぎこれは、切刃を揃える時に使いますが切れ味はあまり良くありません。そして切れ味を優先するので有れば直角研ぎですがこれは難易度の高い研ぎ方になります。そこで、やや難易度を下げて切刃を斜めに研ぐ事で刃の形を作りながら切れ味を出す研ぎを身に付ける事が結果的に刃物の研ぎが上手く出来るでしょう。基本は斜め研ぎ(45度)でしょうかねぇ?そして刃が付いたならば仕上げに直角研ぎを力を抜いて砥面を削るように研ぐと最高の切れ味が生まれます。自己責任でお試しあ!