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Channel: ☆名古屋砥泥会(なごやとどろかい)☆
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一昨年の暮れに研いだ包丁と錆びた小出刃の研ぎ依頼がきました。

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画像上が小出刃(菊一文字)下が藤原照康 作 牛刀
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錆びた小出刃の柄が気になって新しい柄に交換すべく
柄を抜こうとしたがどうやら錆が深くて抜けないので
新しい柄に交換するのだからと力業で柄を割って
柄を取り除いたのは良かったが……(^^;ゞ
イメージ 3
イメージ 4

あらまぁ中子の腐蝕で数个慮気海譴任話羯劼
役目は果たせない……(^^;ゞ
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中子の熔接と研ぎを助八さんにお願いする事になりました(笑)
でもオーストラリアから帰国後になるので小包丁はそれまで
お預けです。
で 藤原照康(牛刀)を研いで先方に渡しました。
研ぎ後の画像を取り忘れたのでありません……(^^;ゞ

牛刀は以前上げた砥石で研いでいたのでまぁまあ切れるが
硬い物でも切ったのか切っ先とあごに深い刃こぼれが数カ所
細かな刃こぼれは無数にありました。番手の低い人造砥石で
細かい刃こぼれは修正したがアゴ付近の深い刃こぼれを修正
すると包丁自体が痩せるので食材の切り分けには余り関係
無いと判断して切っ先の方を重点的に修正研ぎをしました。
切っ先の形状が少しばかり尖ってしまいましたが切っ先で
食材の切り分けでは切っ先を良く使うので目に見えるか
みえない程の修正で次回の研ぎに切っ先形状を全体
バランスを見ながら研ごうと思ってます。


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