JAXA ISS・きぼうマンスリーニュース第44号
“今月のきぼう”
「きぼう」船内実験室運用開始から3128日経過しました
最初のISS構成要素打上げから6613日経過しました
最初のISS構成要素打上げから6613日経過しました
●HTV6が運んだ超小型衛星を放出
12月19日午後5時50分、「きぼう」日本実験棟から超小型衛星「STARS-C」が放出されました。
12月19日午後5時50分、「きぼう」日本実験棟から超小型衛星「STARS-C」が放出されました。
筑波宇宙センターでは、超小型衛星開発に携わった静岡大学の関係者が見守り、衛星が放出されると大きな拍手が沸きました。
「STARS-C」は、静岡大学が開発したCubeSat 2Uサイズ(10×10×20cm)の超小型衛星です。種子島宇宙センターから宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6)で打ち上げられ、「きぼう」に運び込まれました。
「STARS-C」は、ISSから放出された後、テザー(ワイヤー)で繋がれた親機と子機に分離する構造を用いて、宇宙でのテザー進展技術の実証実験を行います。
「STARS-C」は、2014年4~5月に2016年度に打ち上げる超小型衛星の募集(無償の仕組み)を行い選定された衛星の1基です。
「こうのとり」6 号機では、「STARS-C」を含む7基の超小型衛星や、同時期の放出能力を6Uから12Uに倍増させた能力向上型の小型衛星放出機構(J-SSOD)をISSに運びました。
この放出能力を向上させたJ-SSODを使った残りの6基の超小型衛星放出は2017年1月頃を予定しています。